主治医にうそ

主治医の前で調子よくおしゃべりをした、明るくおしゃべり

今日は体調が良さそうですね、と主治医

おまけに、心理療法を自分なりに頑張っています、と続けた

 

先週、勧められた心理療法

はじめのうちは、自分の中に、頑張ろう、という気持ちは確かにあった

1週間ほど経ってきて、我慢の限界になってきたのである

簡単な心理療法

自分のいい部分をみつけ、褒めて認めてあげる、まずはここからのスタート

嫌な考えが浮かべば、必死になって頭の中から消す

この作業の繰り返し

 

簡単なようでいて、意外と頭を使うので疲れ果ててしまう

それと、このような作業をどうしても信じきれない自分が居るし、

仕事をしている以上、ストレスも溜まるものなので、このような作業に没頭はできない

 

自分もただの人間

弱音、愚痴、悪口も言いたい時がある

言えばいいじゃん?と思うかもしれないが、言わないのか、言えないのだ

溜め込んでしまう

吐いてしまえばすっきりするだろうにね

 

その心理療法には、そういった類の悪い感情も吐き出していきなさい、という教えがあったが、

これが実践できない

人の評価を気にしてのことだろう

 

どこでも、誰の前でも明るく笑顔で居たい、なんて考えはなく、

自然とそう振る舞う

ってこれもいけないことらしいけれど

 

自分を出していく、

簡単なことなんでしょうね、きっと

 

10年近くの付き合いの主治医の前でも出せないのなら、他人には無理でしょう

 

主治医はずいぶんと喜んでおられましたが、

心の中は申し訳ない気持ちでいっぱいでした