ゲートキーパーの存在

久しぶりに、何年ぶりか、

自殺を宣言し、ブログを綴っていなかった人のところへ行った

 

もう何十年も前からの付き合いのある女性

精神的に不安定で、海外生活をしているのも手伝ってか、彼女はよくOD、リスカを繰り返していた

 

彼女のブログを見て驚いた

『子供が生まれ、日々なんとか生活しています』

とても精神的に落ち着いた様子だった

彼女にゲートキーパーが出来たので、今後の彼女は大丈夫だろう

 

だいたいの女性は結婚や出産を機に前向きに生きて行く

うつを患っていた彼女たちが、驚くほどの回復力を見せるのだ

それだけ、パートナーの存在なり、子供の存在は偉大なものなのだろう

 

さて、自分の場合は?

彼とデートをしながらいつも考えてしまう

この人はゲートキーパーとなるのか?

 

しかし、そんな責任は負わせたくない気持ちが先に沸く

だから、意識的に距離を保つ

結婚してから死なれたら嫌でしょ?

結婚はしない

昔は一応、結婚願望があったのだけれど、今はもう面倒な気持ちが大きい

巻き込みたくないのだ、自分に

死の願望を持った女なんて面倒でしょ

明るい家庭なんて無理して作るのも面倒だし、疲れる作業

何よりも、人と一緒に暮らすのが苦痛そのもの

 

幸せな瞬間は多くある

楽しい瞬間も多くある

仕事も充実していて、楽しい時の方が多い

 

なんの不満もない生活を送っているのに、なぜ死にたいの?と思われるでしょう

答えは『さあ、なぜかしら?』

これだけのこと

 

もうやりたいこともないし、やることもない

ただこれだけのこと

 

ゲートキーパーが出来てしまう前に、逝かなくてはね